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【社員インタビュー #2】テストは正解がない。だからこそ難しいけど面白い! ~躍進の原動力 ミドル社員に聞く~

こんにちは。広報担当のNです。

【躍進の原動力 ~ミドル社員に聞く~】は、バルテスで長年勤める社員たちに焦点を当て、これまでの仕事や今後のキャリアについてインタビューする連載企画です。

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今回は大阪本社所属の新卒入社11年目、Iさんにインタビューしました!

Iさんプロフィール
情報系大学を卒業後、2009年4月に新卒でバルテス入社。入社当初から大手クライアントを担当し、WEBシステムの品質管理を得意とする。プライベートでは、2児のパパ。育児に奮闘する日々をお過ごし中。


Q.なぜIT業界の中でも、“テスト専門会社”を選んだのでしょうか?

将来はIT系の道に進みたいとぼんやり考えていたので、大学では総合情報学部を選択しました。いざ就職先を決めるとき、IT業界を調べてみると開発会社がメイン。その中で、全く馴染みのなかった「テスト・品質」に焦点を当てているバルテスに興味を持ちました。決め手となったのは成長性の高さと人間関係の良さです。選考を通して人事や社員さんのフランクな人柄を感じ取れて、こんな人たちと働きたいと素直に思えました。

Q.現在の業務内容を教えてください。

入社してから今日まで、ECサイトや旅行予約サイトといったWEBシステムのQA業務(テスト設計・テスト管理など)に従事しています。お客様とバルテス社内の橋渡し的な役割を担うことが多いです。

Q.10年以上テストに携わってきたからこそ感じる、テストの難しさと面白さはなんでしょうか?

「答えがない」ということが10年経った今でも感じるテストの難しさです。見積りもテスト設計もテスト管理も、業務のほとんどに数学のような明確な答えは用意されていません。何を優先するのか、どんな人が使うシステムなのか、工数はどれぐらい割けるのかなど、プロジェクトごとに自分なりの解を組み合わせ、それを状況に応じて使い分けていくことは今でも苦戦します。それがテストの面白さでもあるんですけどね(笑)

Q.様々なプロジェクトに触ってきたと思うのですが、1番印象に残っていることはなんでしょうか。

「悔しい記憶」として強烈に印象に残っているのが、2年前にアサインされたWEBサイトの大規模な刷新プロジェクトです。経験上、最も不具合が検出されたプロジェクトだったと記憶しています。それにもかかわらず、品質を理由にスケジュール延期を求めるQAチームの声も虚しく、リリースは強行されました。結果、QAチームの予測通り本番環境でも不具合が多発し、一般ユーザの目に留まることはほとんどありませんでした。

Q.過去のインタビューからも読み取れる通り、“QAの発言力を高める“ことが、IT業界全体の大きな課題ですね。


そうですね。システムは開発業務がメインと捉えられ、QAの発言力はまだまだ低いのが現状です。開発工程でスケジュールが遅れてもテスト期間は延長されずにしわ寄せがくることも少なくありません。個人的に、QAの重要性を認識してもらうためには「品質の可視化」を強化するべきだと考えていて、そのために検出済みの不具合分析には注力しています。

Q.最後に、バルテスで働くうえで意識すると良いことがあれば教えてください。
バルテスに限ったことではありませんが、良い意味で頑張りすぎないことかなと思います。前述した通り、テストには正解がありません。根詰めすぎると出口が見えなくなって、一生懸命やっているのに結果が全然ついてこない…なんてこともあります。そんな状況が続くとやっぱりしんどいし、モチベーションも上がらないですよね。抜くところは抜いて上手にリフレッシュすることが大事です!加えて、もし壁にぶつかった時は1人で何とかしようとせず、「みんなでやり遂げる」というマインドを持って、周りを頼ってみてください。きっと力になってくれる人が近くにいるはずです。


(2021年3月15日)
(*情報は全て取材当時のもの)

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