【社員インタビュー】男性社員の育休取得実績
こんにちは。バルテス広報のNです。
突然ですが、日本における男性の育児休業取得率をご存じでしょうか。
厚生労働省の調査によると、2018年度の育児休業取得率は、女性が80%以上であるのに対し、男性は6.2%に留まっています。会社に制度はあるものの取得前例がなかったり、仕事状況や立場によっては取得をしづらい状況だったりと、男性の育休取得にまだまだ障壁があるのも事実です。
バルテスでは、女性社員だけでなく、男性社員の育休取得実績もございます。本記事では、過去に1ヵ月間の育休を取得していた男性社員・Oさんに育休取得に関するインタビューを通して、バルテスの育休取得の実態をお伝えします。社外の方だけでなく、社内の方にも、「育休取得」に関して考えていただくきっかけになれば嬉しいです。
インタビュー:Oさん(第一ソフトウェアテスト事業部・入社3年目)
―まず、育休を取得したきっかけを教えてください。
2人にとって初めての子供だったので、妻と一緒に育児をやっていきたいという想いが強く、育休を取得しました。1人目の場合は、産まれてから1ヵ月が特に大変だと聞いたので、期間は1ヶ月間にしました。今となっては、もう少し長く取得して、妻の負担を減らしてもよかったかなと感じています。
―育休取得に際して、大変だったことはありますか?
ん~・・・特に思い当たりません。上長には、取得の3か月ほど前に相談したのですが「今しかない大切な時期なので、是非取得してください」と、快く承諾してくれました。
育休に入るまでに、自分が抱えているタスクも計画的に終わらせて、引継ぎ資料も作り込んだおかげで後任の方への引継ぎもスムーズに進み、温かく送り出していただきました。サポートしていただいた方には、本当に感謝しています。
―育休を取得してみていかがでしたか?
自分で経験してはじめて、育児の大変さを思い知りました。3時間おきのミルク、抱っこをして寝たと思ったのにベッドに寝かすと“背中スイッチ”が発動して大泣き…睡眠不足になりました。なぜ泣いているのかもわからないし、自分たちが目を離している隙に何かあったらと思うと、いつも不安がつきまといました。
ただその一方で、ずっと近くにいられたことで子供の成長が目に見えてわかり、元気に育ってくれていることに嬉しさが溢れる毎日でした。赤ちゃんは色々な意味で最強ですね(笑)
―育休復帰への不安はありましたか?
戻ってきたときは浦島太郎状態でしたが、自分がいない間の資料を確認したり、周囲とコミュニケーションを取ったりしているうちに、すぐに感覚は取り戻せました。今は会社の方針として在宅で仕事をしているので同じ部屋にはいないのですが、子供の泣き声が聞こえてきて、ついつい気になっちゃいます(笑)
―育休から復帰して、働き方に変化はありましたか?
なるべく定時に仕事を終わらすことを意識し、より計画的に仕事に取り組むようになりました。1日のスケジュールは1時間単位で組み、進捗を確認するようにしています。平日は、家事や育児ができる時間に限度はありますが、できる限り妻の負担を減らしていけるようにしていきたいです。
―育休取得を考えている人に一言!
是非、少しの間でも育休を取得して、奥さんと一緒に育児をしてみてください。上長やチームメンバーも、前向きに協力してれると思います。育児の大変さを本当に痛感しますし、その大変さの中でも今しか経験できない楽しさがいっぱいありますよ。
Oさん、インタビューにご協力いただき、ありがとうございました。
育休取得の有無に正解はありません。ただ、「育休を取得できる環境」がバルテスには存在することを知っていただければ嬉しいです。
また、育休に限ったことではありませんが、時短勤務や看護による突然のお休みなど、周囲のサポートがあってこそ成り立つ働き方が多々あります。上司、部下、同期、お取引先の方…周囲の人々を自然とサポートすることができる文化づくりに取り組んでいきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
(2020年7月15日)
(*情報は全て取材当時のもの)