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小林:プロジェクトサポート部 部長

■プロフィール
小林(プロジェクトサポート部 部長)

東京都出身。大学卒業後、SIerへ入社し、医療系システムの開発に従事。その後、2社目となるSIerへ転職し、金融系部署にてノンバンクシステムの新規立ち上げから運用など一通りの業務を10年以上経験。その後、第三者検証会社へ転職し、品質保証業界でのキャリアをスタートし、2016年にバルテスへ入社。

インタビュー日:2021年4月19日
※記載の事業部名、役職名は当時のものです。
現在の所属:バルテスホールディングス R&C部 上席研究員
※部署名の変遷 
旧:プロジェクトサポート部
新:バルテスホールディングス R&C部

──学生時代の過ごし方を教えてください。

当時はまだまだ情報系の学部が少ない時代。そのため、理工学部管理工学科というところで何とかシステムに関わっていました。システムに関して学ぶ傍ら、大学3年生の時には、アメリカ横断ウルトラクイズに参加し、丸1カ月間クイズ旅行へ。なんと3位になることができました!

大学にいた時間よりかは、お寿司屋さんでバイトしていた時間の方が長かったです。高校までは野球部に所属していたこともあり、大学から始めた草野球は、今でも同じリーグで続けていますよ。

──これまで経験されてきた会社・業務について教えてください。

1社となるSIerでは医療系の部署に所属し、健診システムの開発や医療画像サーバの開発を担当しました。健診システムは、まだオフコン(オフィスコンピュータ)の時代でしたが、C/S型のパッケージを開発することになり、その担当に。その後も、新しい業務に色々と従事させていただきました。

その後、2社目となるSIerでは金融系の部署に所属。一番長かった仕事は、新しい金融会社の立ち上げからその後の運用保守で、10年以上も携わりました。その後、バルテスの同業他社にあたる第三者検証会社に入社し、品質保証業界でのキャリアをスタートさせました。

──バルテスに入社を決めるまでの経緯や入社の決め手を教えてください。

SIer2社での経験を経て、テストの重要さを認識する中で、テスト専門会社の存在を知りました。最初はバルテスではない専門会社に入社したのですが、業務が担当者個々の対応に依存している状況が、自分の働き方と合わないと感じる日々。せっかくテスト専門会社という新たな道を選んだのだから、自分が納得できる企業で働きたい!もう一度選んでみよう!と思った時に出会ったのがバルテスです。

大薗さん(取締役)との面談で、バルテスの実直な業務スタイルが自分の働き方と合っていると思い、すぐに入社を決めました。

──入社してから現在に至るまでの変遷について教えてください。また、そのなかでどのようなことを感じていましたか?

初めて長期的に携わった案件は、大手人材会社のWeb系システム改修でした。マルチベンダ開発によるシステムのUATでしたが、開発側の品質にバラつきが。ユーザ側もどのようにUATを進めベンダーをコントロールするか悩んでいたところに、バルテスがUAT推進やベンダーコントロールのやり方をユーザに共有することで、プロジェクトを無事リリースすることができました。自分の中でバルテスがお客様の品質向上に大いに貢献しているというイメージが確立した、思い入れのある案件です。

その他、新規開拓の営業活動や提案に注力していた時期も2年間ほどありました。様々なお客様への提案活動をしていく中で、“どのように貢献できるのか”を幅広く考えられた時間だったと思います。

現在の品質保証部ではその頃の経験をもとに、お客様満足度調査を定期的に実施しています。どうすれば現場メンバーがよりお客様に貢献できるかを考えてサポートすることで、社員全体、強いては会社全体の底上げに繋がると考えています。

──管理職として大切にしていることがあれば教えてください。

チームや部として仕事のやり方を整備して、成果を出すということを大切にしています。手順を整備し、それをまとめることで、属人化を排除して、チームとして安定した作業をアウトプットすることができるようになります。

属人化してしまうと、当人に必要以上のプレッシャーを与えかねません。実は、私自身も体調を崩して長期離脱してしまった時期がありました。長い社会人生活の中で、自身の体調や家庭環境の変化、ライフイベントなどが起因となり、フルに働けない時期は必ず発生すると思います。いつそのような状況になったとしても、チームとして対応し、安心して休める状況を作っておくことで、精神的な負担の軽減に繋がり、その人のパフォーマンスが存分に発揮できると思っています。

──品質向上に懸ける想いについて聞かせてください。

システムは、必ず誰かの役に立っています。そのシステムの品質が悪く、安心して使えない状況になってしまうと、本来やりたい仕事に集中できず、良い成果が残せなくなってしまいます。世の中の人が、自分のやりたいことに集中できるよう、それを支えるシステムの品質を向上することで、多くの人が救われると信じています。

──今後どのような組織を作っていきたいと考えていますか?

チームとして最大の成果が出せる組織を作っていきたいです。メンバーの得意な部分は最大限活かし、他社に対する競争力を強化する。そして、属人化にならないよう手順やノウハウを蓄積し、チーム内でフォローし合える体制を目指していきます。

また、バルテスは品質に関する専門家なので、専門性を高めるために、社内研修「バルゼミ」を通して社員全体の底上げやスキルアップに貢献することが、品質保証部の大きな役割です。逆に、個人が習得したノウハウや知識を、社内に展開できるような仕組みも、品質保証部で育てていきたいと考えています。

──バルテスで成し遂げたいことについて教えてください。

世の中のあらゆるシステムのテストをバルテスが実施し、品質を上げ、安心と安全を提供したいです。そしてゆくゆくは、「バルテスお墨付き!=安心して使えるシステム」だと認知してもらえるよう、会社としての存在感を高めていきたいです。

──最後に、バルテスへの入社を検討している方に一言!

バルテスの品質向上技術を一緒に学び、世の中の人に役立てるように広げていきましょう!会社としてはまだまだ発展途上ではありますが、一緒に創り上げ成長できる会社です。一緒に成長していきましょう!


(2021年4月19日)
(*部署名・役職名は2023年10月時点のもの)

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