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高畑:エンタープライズ品質サービス第2事業部 EC/流通ソリューション部 部長

■プロフィール
高畑(エンタープライズ品質サービス第2事業部 EC/流通ソリューション部 部長)

京都府出身。大学卒業後、住宅メーカーでの営業マンを経て2008年2月バルテスに入社。入社後6年間は大手メーカーに常駐し、組み込み系ソフトウェアのテストに従事。その後社内勤務に戻りウェブシステム系のテストに従事。2017年4月にマネージャー昇格、副部長を経験し、2021年4月より現職。自部門の部長として、案件管理・人材調達および教育・他部門との連携など拠点の運営・拡大に力を注いでいる。

インタビュー日(2021年4月13日)
※記載の事業部名、役職名は当時のものです。
現在の所属:コングロマリット品質サービス事業部 アカウント品質サービス部 部長
※部署名の変遷
 旧:エンタープライズ品質サービス第2事業部 EC/流通ソリューション部
 新:コングロマリット品質サービス事業部 アカウント品質サービス部
   品質マネジメントサービス事業部 流通品質サービス部

──学生時代の過ごし方を教えてください。

恥ずかしながらアルバイトに明け暮れていました。運動不足解消のために始めた運送会社での肉体労働系アルバイトがとても面白く社員とのやりとりや後輩の指導など、仕事の原点をそこで学んだ気がします。家から大学まで片道1時間半、バイト先は家から片道30分で大学とも別方向という状況だったので、授業が終わると友達付き合いもほどほどにすぐバイト先に向かわないと間に合わない状況でしたが、不思議と辞めたいとは一度も思わなかったです。おかげで大学の友人よりもバイト仲間の方が人数も多く絆も深くなりました。

大学は情報系の学部だったのですが、ひょんなことから3年生のゼミ選びで建築・工学関係のゼミに興味を持って選択したことがきっかけで、それに関連した仕事に就きたいと思うようになりました。親戚が建築関係の仕事をしていたこともあって、幼い頃から漠然と憧れていた世界というのは大人になっても結局変わらなかったんだなと感じたことを覚えています。


──これまで経験されてきた会社・業務について教えてください。

バルテス入社前は中堅住宅メーカーで営業マンをしていました。一般のお客様向けに注文住宅を販売する仕事です。住宅展示場内にあるモデルハウス兼事務所に詰め、来場したお客様を出迎えて接客するというものです。大学3年生のときにゼミがきっかけで建築関係の仕事に就きたいと思ったものの、専門的に学んだり資格を取ったりしていたわけではなかったので技術者としての進路は諦め、営業マンの道を選びました。

モデルハウス内での接客以外に、役所や法務局で手続きをおこなったり、不動産屋が紹介してくれた土地を現地調査したりなど、あちこち飛び回っていました。また、技術者ではないもののお客様からのヒアリング内容を元に図面を作成する仕事があり、技術者の仲間入りができたような気がしてとてもやりがいを感じていました。

──バルテスに入社を決めるまでの経緯や入社の決め手を教えてください。

建築業界にこだわらず、自分が前職で携わった色々な業務の中から、自分にとって興味・思い入れのあることをキーワードに業界を絞り込んでいったところ、最終的にテストという仕事の存在を知り、バルテスにたどり着きました。

「営業マンが技術者に転職などできるのだろうか?」と不安になりながら受けた面接で『技術者も実はお客様と直に接する機会は多い。あなたが前職で培われた営業力・コミュニケーション力はきっと役に立ちますよ。』と言われたことが自分に深く刺さり、不安を取り除いてくれたバルテスに入りたいと思ったのが入社の決め手です。


──入社してから現在に至るまでの変遷について教えてください。また、そのなかでどのようなことを感じていましたか?

入社後6年間は客先常駐での業務でした。しかもずっと同じお客様だったのですが、テスターからスタートして最終的にはPMまでステップアップでき、とても良い経験をさせてもらえました。

入社前は自分の身の回りにある製品の色々な不具合に対し、イチ消費者として憤りを感じることも多かったのですが、テストの大変さと奥深さを知ってからは少し寛容的になれた気がします(笑)

6年後、社内勤務に戻ってからはずっとPMとしての業務を続けており、自分がテスト設計や実施を担当することはほぼ無くなってしまいました。寂しい気持ちもありますが、自分が6年間で感じた『テストの楽しさ・やりがい』を後輩たちにどんどん経験していってもらえるように頑張ることが今の自分のやりがいになっています。

──管理職として大切にしていることがあれば教えてください。

一度決めたことが覆ってしまうことは仕事において良くあることですので、そういった可能性も色々考慮したうえで物事を決めるようにしています。変化があった時にすぐ次の手を打ち、組織を混乱させないことが大切だと考えています。

──品質向上に懸ける想いについて聞かせてください。

品質の良し悪しは、最終的には使った人の判断にゆだねられていると考えています。不具合を取り去るだけでなく、使い手の満足まで考えられてこその高品質であるという意識を忘れないよう業務に取り組んでいます。

──今後どのような組織を作っていきたいと考えていますか?

一人一人が一人前のエンジニアとして自立していきつつも、独りよがりにならず、協調性や仲間を助けようという気持ちを大切にできる組織を作っていきたいです。

──バルテスで成し遂げたいことについて教えてください。

地元京都に新拠点を作りたいです。その拠点長としてバルテスのサービスをどんどん広めていき、地域の活性化に繋がるテストサービスといったようなテーマでも、何かできることがないか考えています。

──最後に、バルテスへの入社を検討している方に一言!

バルテスのテストサービスは日々進化しています。高品質なものを全世界に展開していくために、是非皆さまのお力をお貸しください。


(2021年4月13日)
(*部署名・役職名は2023年10月時点のもの)

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