オフィシャルブログ開設しました~バルテス株式会社 代表取締役社長 田中 真史の“真時代”~
田中です。
18期も半分を過ぎましたね。
この半年の間にも沢山の仲間に入社いただき、非常に心強く感じています!
と同時に、昨今の情勢もありみなさんとなかなかじっくり話をする機会が無い、というもどかしさも覚えています。
そこで、日頃から自分が考えていることを伝えたい、みなさんと共有したい・・・とメッセージを公開することにしました!
記念すべき第1回目、まずお話したいテーマは「企業理念」。
初期の企業理念を振り返りながら、その想いについて共有したいと思います。
現在のバルテス企業理念、実は初期のころから少し変わっていることをご存じでしょうか。より多くの方に丁寧に伝わるよう、バージョンアップしているんです。
創業当時の企業理念はもう少しシンプルでした。
1.豊かで安全なICT社会の根幹を支える
2.社会に貢献する人材の育成
3.共歓 豊かさをともに歓び分かち合うこと
というもの。
ICT社会の根幹を支える・・・今考えると、よちよち歩きのヒヨッコベンチャーなのにエラい“上から目線”のメッセージだったかもしれません(笑)
でも、ソフトウェアテスト専門会社の創業にあたって心の底からそう考え、叶えたいと思ってこの理念を掲げました。
バルテスがソフトウェアテスト専門会社として誕生した2000年代初めは、アナログから様々なデジタル製品・サービスに目覚ましく変革を遂げソフトウェアが重要な役割を担う時期でした。
そんな中抱いていた、世の中に出る製品で事故や生命財産に影響するようなトラブルが起きてはいけない、我々の仕事を通じてそういうことがないようにしていきたい、自分たちが世の中を変えてやるんだ!!という熱い気持ち。
そんな創業時の私やメンバーの熱い想いが、「豊かで安全なICT社会の根幹を支える」という1つ目の理念に繋がりました。
2つ目の理念は「教育の重要性」を感じたことから。
一方で、専門会社として社会を支えいちばんの価値提供を目指すためには、当然それに見合った技術や知見を蓄えなければいけない。
それには人を育てていくことがなによりも大切だ、と感じたんです。
この考えは現在の入社時研修やバルゼミにも繋がって、バルテスのカルチャーとして根付いてますね!
実はこれらの理念はほぼ同時に考えていて、互いの理念が絡みあい、それが3つ目の共歓に繋がっていくんです。
「共歓」「分かち合う」という表現にしたのは、社内のメンバー同士も、その家族も、関わったお客さんも、バルテスに関わる全ての人が幸せになろうね、という気持ちから。
まず、社会に対して自分は何ができるだろう?と考え、そのために勉強したり経験値を上げ、そうして仕事を通じてお客様に貢献し感謝される・歓び合う。そんな好循環のPDCAを繰り返しながら会社を成長させていきたい!と考えました。
こうしてバルテスの3つの企業理念が生まれたわけですが、そんな創業当時のアツい気持ちと企業理念に込められた想い、あらためてみなさんにも届いたでしょうか。
ちなみにバルテスの会社ロゴ、Vの右横に赤い○がありますよね?あれは情熱の赤!創業時に込めた想いはこんなところにも表れているんですよ。もちろん、そのアツい気持ちは今もまったく揺らいでいません。
現在の企業理念は言葉を加えバージョンアップしていますが、それはバルテスが創業期から大きく成長し、より多くの方に知られ理解されるようになってきたから。
根底にある考え方は創業当時の企業理念と一緒であるし、私はこの3つの企業理念がバルテスの根幹、マインドアイデンティティだと思っています。
みなさん、この機会にぜひ企業理念を読み返してみてください。
そしてみなさん自身にこの理念から受ける「何か」を感じてほしい。
その先で自分たちが、自分たちの立ち位置でするべきことはなにか?を改めて自分に問いかけてもらえたら、それはバルテスにとってもみなさん自身にとっても、かならず次の1歩になると信じています。
出てきた答えや感想、正直な気持ちを、ぜひ私にも教えてくださいね!待ってます!
バルテス株式会社 代表取締役社長 田中 真史
1962年3月、大阪府生まれ。
高校卒業後、ソフトウェアエンジニアとして中小ソフトハウスに就職し、4年間、SE/PGとして従事。
その後、フリーのエンジニアとして活動し、1990年にソフト開発会社を設立し、代表取締役に就任する。
約15年間の経営の後、後身に事業譲渡。
そこでの経験からソフトウェアテストの重要性を実感し、安心・安全なICT社会の実現を目指してプロ集団を育成するために、2004年にバルテス株式会社を設立、代表取締役社長に就任。
2012年にはバルテス・モバイルテクノロジー株式会社を設立し、代表取締役会長に就任。
2019年5月にバルテス株式会社が東京証券取引所マザーズ市場に上場を達成。現在にいたる。
(2021年11月8日執筆)