村上崇:バルテス取締役 R&D事業部 事業部長
──学生時代の過ごし方を教えてください。
学生時代の大きな出来事としては、阪神大震災のボランティアに参加したことでしょうか。当時、福岡で大学生だった私ですが、ちょうど後期のテスト期間が終わって春休みにボランティア募集をみて須磨区にある中学校に住み込みでボランティアに参加しました。主に受付で人探しの手伝いや、町内で困っている人の手伝いだったり、同じ中学校に避難している子供たちと遊んだり、やれることは何でもやった気がします。
この時に、漠然と将来学校の先生になろうと思ったことを覚えています。・・・が、大学卒業してSIerに入社し、バルテスに転職したので教職とは全く別の道に進んでいます(笑)
──これまで経験されてきた会社・業務について教えてください。
前職では、物流系のシステム開発を行っていました。具体的にはクレーン、自動搬送機やコンベアなどのマテハン機器を制御し在庫を管理するシステム開発です。実際に「もの」が動くシステム開発に携われたのは非常に良い経験ができたと思います。その後、携帯電話に搭載されているJavaの検証や公式アプリの開発、テスト自動化、ソースコード検証、脆弱性検証などの第三者検証業務を行いました。
──バルテスに入社を決めるまでの経緯や入社の決め手を教えてください。
業務内容も重要かとは思いますが、個人的には「ひと」だと思います。
この「ひと」と一緒に仕事がしたい、この「ひと」が困っていたら助けたい、この「ひと」なら困った時に助けてくれる、などそう思える「ひと」がいるかどうかが重要かと思います。私は運よくそのような「ひと」に恵まれ、バルテス以外にも転職を考えた会社があります。入社の決め手となったのは「社長が楽しそう」に見えたに尽きるかもしれません(笑)
──入社してから現在に至るまでの変遷について教えてください。また、そのなかでどのようなことを感じていましたか?
入社してからは前職での経験を活かし、テスト自動化の業務を行っています。自動化技術に行きがちだった目を、テストに向けるようになったのが大きな変化です。テスト専門会社に入って、使う人を主体に考えるようになりましたね。どんな技術も、使う人がいてこそ意味を成すので、より簡単にシンプルに、また「やることが増えた!」をできるだけ意識させないことを最優先に心がけています。
──管理職として大切にしていることがあれば教えてください。
メンバーが活躍できる場づくりを大切にしたいと思っています。
──品質向上に懸ける想いについて聞かせてください。
ソフトウェアの品質について「利用者が満足する」、「仕様通りの挙動である」を明確に区別するようにしています。私が携わることが多いテスト自動化は、後者の「仕様通りの挙動である」の動作確認の域を超えることはできませんが、品質に携わる者として、利用者の満足度とは常に向き合っていたいです。
──今後どのような組織を作っていきたいと考えていますか?
バルテスの中でも開発技術に特化した部門を見ているので、市場にインパクトをあたえるようなサービスや製品を生み出す組織を目指しています。そのために、自由さとスピードを追及し、メンバーが活躍できる場づくりを行い、自発的で主体性に基づいて行動できるような「ひと」が活躍できるような組織にしていきたいですね。
──バルテスで成し遂げたいことについて教えてください。
グループ全員で新たな価値を創造し、新たなサービスを作っていきたいと思います。
──最後に、バルテスへの入社を検討している方に一言!
覚えることはたくさんありますが、やりがいのある仕事です。教育体制も充実しており、個人のスキルアップも可能で、やる気さえ失わなければ、やりたいことにチャレンジできる会社ですので、ぜひ新たなバルテスを目指し、一緒に盛り上げていきましょう。
(2021年4月13日)
(*部署名・役職名は2023年10月時点のもの)