社員のアイデアを活かして「働き続けたい人の集合体」を作る!社を挙げて福利厚生の拡充に挑む会社の想いとは
ソフトウェアテストのパイオニア企業であるバルテス株式会社は、2004年の創業以来、社を挙げて働きやすい職場づくりに取り組んできました。
目指すのは「バルテスで働き続けたいと思う人の集合体」を作ること。社員のニーズや時代に即した社内制度・福利厚生を整備して、誰もがイキイキと働き続けられる会社作りに挑んでいます。
今回は、バルテスの人事戦略部と総務部で社内制度の企画・運営に携わる2人にインタビュー。「バルテスらしさ」が詰まった社内制度の詳細や環境整備に取り組む想いについて聞きました。
【プロフィール】
人事戦略部
マネージャー S.R
飲食業界で10年の経験があり、店長やパティシエとして活躍。その後、「いいとも採用(リファラル採用)」を活用して2018年にバルテスへ入社。現在は、主に採用管理や採用マーケティング、人事全般の戦略策定などを担当している。
総務部
制度企画グループ 副部長 江崎(えざき)
2008年にバルテス入社後、内部監査室や社長室など社内の様々な部署を経験。現在は、新しい社内制度や福利厚生の企画・運営をメインで担当している。
目指すは「ワーク・エンゲージメント」の向上!
――会社全体で福利厚生や社内制度の拡充に取り組む理由を教えてください。
S.R:バルテスはソフトウェアテストを通じてお客様の課題解決に取り組んでいます。お客様へ価値提供をするためには、エンジニア一人ひとりの力が大変重要です。
まずは入社したいと思ってもらえる会社になる、そしてずっと働き続けたいと思ってもらうことで、会社の総力が高まり、事業規模を拡大することができます。
この好循環を作るために、設立当初から職場環境の整備に注力してきました。働きやすさが会社の成長にダイレクトに影響するからこそ、社を挙げて福利厚生の拡充に取り組んでいます。
江崎:誰もが働きやすい職場を作るためには、制度の拡充だけでは不十分です。社員一人ひとりがポジティブで充実した心理状態で働けていることを示す「ワーク・エンゲージメントの向上」が重要だと考えています。
そのため、総務部制度企画グループでは「バルテスで働き続けたい人の集合体」を作ることをミッションに掲げて、人事戦略部など他部署とも連携し「新しい制度の企画・運営」「組織風土の醸成」「ウェルビーイングの向上」を軸に取り組みを進めています。
社員みんなで楽しむ「バルテスいいね!プロジェクト」
――ワーク・エンゲージメント向上のため、注力している施策を教えてください。
S.R:社内のコミュニケーションを活性化するために、いいね!と感じる取り組みの企画や実施をおこなう「バルテスいいね!プロジェクト(通称VIP)」を2017年から実施しています。
各拠点でのBBQや各種サークル活動などの他に、イベントや交流会も頻繁におこなっています。リース教室やスライム作りなどちょっと変わった企画もあって、毎回、次はどんな内容なのか、みんな楽しみにしています。
江崎:VIPの特徴は企画から運営まで社員の手作りであることです。現在20名を超える有志メンバーが各拠点でVIPの活動をサポートしてくれています。
業務外の活動にもかかわらず、VIPの理念に共感し、自主的に参加してくれるメンバーがたくさんいるのはとても嬉しいです。
VIPメンバー以外からも「働く場所を自分たちの手でよくしたい」と様々なアイデアが上がってきます。意見を尊重し合う風通しのいい社風が現れているなと感じますね。
――VIPイベントの中で、特に印象的なものを教えてください。
S.R:月に一度、料理やお酒を囲んで社員交流を図る社内バー「VALBAR」は毎回楽しみなイベントです。おつまみを持ち寄ったり、お酒好きな人が“バーテンダー”を務めてくれたり、毎回とても盛り上がっています。
ちょっと変わった企画としては、モノレールを貸し切っての懇親会も印象的でした。企画したのは電車好きの社員の方で、当日は“車掌さん”として全体の仕切りも担当してくれました。どちらも「社員による、社員のためのちょっとユニークな活動」の素敵な例ですね。
江崎:先日開催した「ハロウィン縁日」は、いつものVALBARにハロウィンと縁日の要素をプラスして、お酒好きの方もそうでない方もみんなが楽しめるイベントになりました。
その日は「どんな格好で仕事をしてもいい日」にしたのですが、本気で仮装してくる社員が多くてびっくり。ちなみに私も白塗りをして全力で臨みました。VIPの活動が社内に浸透してきているなと実感できて嬉しかったですね。
もう一つ印象的だったのは、ご家族も参加できるBBQ。なんと、小さい頃から参加していたお子さんが成長して「バルテスで働きたい」と言ってくれたこともあるんです。
実は私の娘も昔同じことを言ってくれたことがありました。親として、社員として、こんな誇らしいことはないですよね。今後も「バルテスっていいでしょ」と社員が誰かに話したくなるようなイベントを企画していきたいと思います。
大切なのは「みんなのための制度」であること
――イベントや新しい制度の企画・運営にあたり意識している点はありますか?
江崎:「社員をどう巻き込むか」を常に意識しています。社内制度を受け身で捉えるのではなく自分事にしてもらうためには、企画やタイミングによって誰でも主催側になれることがポイントだと思っています。
そのため人事戦略部やVIPメンバーに限らず、社員からも広く意見を集めて、よりよい企画・運営ができるように努めています。
S.R:私も「社員同士で意見を出し合いながら決める」という姿勢を大切にしています。当社は上場企業でありながら、トップダウンではなく自分たちでいろんなことを実現していける組織です。その社風を職場環境作りにどう活かすかも重要だと思っています。
――バルテスはグループ全体で780人を超える組織です。新しい制度を社内に定着させることは簡単ではないと思うのですが、どんな工夫をされていますか?
江崎:「誰かのためではなく、みんなのための制度である」としっかり社内へ発信しています。制度の内容や対象者などの基本情報に加えて、少し俯瞰した目線で会社全体にどんなメリットがあるのかを伝えています。
ワーク・エンゲージメントの向上というミッションに基づき、一貫した取り組みとメッセージを発信し続けることが大切だと考えています。
S.R:この点はVIP以外の福利厚生でも同じですね。例えば、若手社員を対象に2022年12月から導入した「JISEDAI手当」。具体的な恩恵を受ける社員以外に、チーム全体にどのようなメリットがあるのかが伝わるような社内アナウンスを心がけました。
その結果、直接は自分に当てはまらない制度でも「こんなのあるよ」と社員同士が教え合う社内文化ができました。制度の浸透にはもちろん、働きやすい雰囲気づくりにも繋がったと感じています。
今後は「社員一人ひとりの人生に寄り添う制度」の構築に注力
――これからの目標や取り組みについて教えてください。
江崎:働く方の人生に寄り添った社内制度の構築を目指していきたいですね。長く働くためには心身の健康が不可欠です。例えば、VIPで運動不足を解消できるイベントをするとか、社員の健康に寄与する職場づくりを目指したいです。
社長は「社員をワクワクさせたい」とよく言うのですが、その想いがきちんと私たちのワクワクに繋がっているのがバルテスのいいところです。このような期待感をこれからも社員のみなさんと一緒に生み出せていけたらと思います。
S.R:私も「課題に対して社員から自然と意見が出てくる」「自分たちで作っていける」というバルテスならではの企業文化をずっと大切にしていきたいと考えています。
これらは組織が大きくなっても、ずっと変わることなく社内文化のベースにあります。創業から20年近く経っても会社が成長し続けられている理由の一つですね。
今後もバルテスらしさを大切に、社員のみなさんと一緒によりよい職場を作っていきたいと思います。
全社一丸となって、働きやすい職場づくりに挑むバルテス。風通しのよさや意見を尊重し合う文化が、バルテスらしい社内制度の構築にも活かされています。
「会社と一緒に成長していける」「職場づくりに貢献している」その実感を得られるのもバルテスならではかもしれません。
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(*情報は全て取材当時のもの)