「あっ!やばっ!」が合言葉。社内事例を企業成長に繋げる情報共有の仕組み
ソフトウェアテスト・第三者検証の専門企業として、様々な企業の品質管理をサポートしてきたバルテス株式会社。風通しがよく、社員の自主性を大切にする社風が特徴で、社員自らが企画・運営する社内活動やイベントが活発におこなわれています。
有志メンバーで取り組む委員会活動も盛んで、業務効率化や社員のスキルアップ、職場環境の整備などが、社員の手で進められています。
そこで今回は、業務に役立つ知識や経験談などをまとめた「あっ!やばっ!通信」の発行を担う「あっ!やばっ!委員会」のメンバーにインタビューを実施。具体的な活動内容や目的、委員会活動のやりがいについて聞きました。
【プロフィール】
Web・IoT品質サービス事業部
Webサービスソリューション部 マネージャー M.Y
医療系システムの開発会社にて、品質管理部門の立ち上げから検証ルールの策定、テスト自動化などを担当。2019年にバルテスへ入社後は、QAエンジニアとして品質管理業務に従事しながら、テスト自動化やオフショア案件の翻訳業務などにも携わっている。
「あっ!やばっ!」を回避する、仕事に役立つアイデアを発信
「あっ!やばっ!委員会」では、活躍している社員にインタビューをしたり、仕事に役立つ知識・アイデア、社員の失敗・成功事例などを集めたりしています。そして、2〜3カ月に一度を目安に不定期で「あっ!やばっ!通信」を発行しています。
「あっ!やばっ!通信」で発信しているのは、社員への聞き込みやインタビューで集めた“現場のリアルな情報”です。QAエンジニアとして現場で働く委員会メンバーの実体験を元に企画を立てることもあります。
委員会メンバーが集まるのは月に2回ほどです。みんなで話し合って、企画や発信する内容を決めています。
ーー具体的に、どのような情報を発信しているのですか?
最近メインで発信しているのは、業務に必要な知識やちょっとしたアイデアをまとめた「あいであノ〜ト」です。
失敗をしてしまった時の対処方法や乗り越え方、事前に気をつけておいた方がよいこと、成功事例など、業務に役立つ情報を全社員に届けています。
発行までの手順は、まず社内Wikiで情報をまとめて通信を作成し、チャットツールで社内へ発信を通知。PDFファイルで通信を発行して、社内の委員会発信チャネルに投稿するという流れです。
社歴の浅い社員にはスキルアップのための情報として、経験豊富な社員には振り返りの機会として、活用してもらっています。
また、社員のインタビュー記事も力を入れている企画の一つです。社内表彰された方や、委員会メンバーが「この頑張りを社内に知ってもらいたい」と感じた社員に話を聞き、彼らが取り組んでいる業務や仕事ぶりなどについて記事にしています。
業務上の失敗事例や気をつけた方がよいことなどは、社員への注意喚起を目的に「あっ!やばっ!情報」としてまとめ、記事化することもあります。
社内の「あっ!やばっ!情報」を取りまとめ、発生原因を分析してランキングをつけたり、それぞれの事例に対する対策をまとめて公開したりしています。過去の記事は全て保存しているので、社内メンバーであればいつでも参照することが可能です。
設立の目的は「トラブル回避のノウハウ収集」
ーー「あっ!やばっ!委員会」が立ち上がった経緯を教えてください。
最初のきっかけは「トラブル回避のノウハウをまとめること」を目的に、委員会の設立が検討されたことでした。
設立にあたって、部門の垣根を越えた横串での取り組みが必要であるとして、当時のテスト部の部門長が主担当になりました。
そこから各部門のメンバーを選抜し、2016年4月に4名で「あっ!やばっ!委員会」を設立。 その後、メンバーの入れ替わりなどもあり、現在は総勢7名で活動しています。
バルテスでは、有志活動が活発で社員の自主性を活かす社風があります。様々な委員会活動の他、社員がいいね!と感じる取り組みやイベントを企画・実施する「バルテスいいね!プロジェクト」や、社員自らが企画・運営を担当する「バルゼミ社内研修」などもあります。
必要なものは自分たちで作る文化があることは会社の大きな強みです。「あっ!やばっ!委員会」をはじめとする各委員会が能動的、かつ継続的に活動できているのも、そうしたバルテスらしい雰囲気があるからだと思います。
ーー「あっ!やばっ!委員会」には、どのような方が参加していますか?
QAエンジニアとして現場で働く社員がほとんどですね。中にはR&C部という人材育成や社内研修を専門におこなう部署のメンバーもいます。過去には、広報部の社員が参加していたこともありました。
委員会への参加は任意で、参加の経緯や理由は様々です。私は、バルテスに転職してすぐの頃に読んだ「あっ!やばっ!通信」の募集を見て参画しました。
既存メンバーが他の社員を誘う場合もありますし、R&C部が研修やセミナーで告知したり、直接スカウトしたりすることもあります。
社内の繋がりを幅広く持てることが大きなやりがい
ーー委員会活動と仕事の両立で工夫していることはありますか?
基本的にどのメンバーも、業務に支障のない範囲で活動しています。委員会の活動時間はメンバー全員の合計で月30時間以内にするという上限があるので、定例会はオンラインで実施するなど、適宜工夫しています。
無理なく楽しんで活動しているので、委員会が大変だと思ったことはありません。私は仕事への情熱が人一倍大きいタイプなので、自分の業務以外にも情熱をかけて取り組める場があってよかったなと感じています。
また、情報をまとめる仕事は元々好きなので、得意分野が活かせていることも嬉しいです。
ーー委員会活動の楽しさや、やりがいを教えてください。
普段の業務だけでは知り合えない人と交流したり、経験豊富な委員会メンバーと業務の悩みを共有したり、意見交換できたりすることがとても楽しいです。
自分では気がつかないような知識やアイデアを得られることが「あっ!やばっ!委員会」の醍醐味ですね。
私が「あっ!やばっ!委員会」に参加した理由は、社内の繋がりを増やしたかったからなので、その目的も達成できました。
また、情報共有は部署やプロジェクト単位でおこなわれることが多いですが、会社の成長のためには部署の垣根を超えた知識の共有も必要です。
「あっ!やばっ!委員会」の活動を通じて、社内の横の繋がりを育み、会社全体のスキルの底上げに貢献している点にもやりがいを感じています。
メンバーを増やし、より有益な情報を届けたい
ーー今後「あっ!やばっ!委員会」で取り組みたいことはありますか?
委員会のメンバーを増やして、新しいことにどんどんチャレンジしていきたいです。
この2年ほど同じ企画を定期的に発信しているので、そろそろ新しい企画も動かしていきたいですし、今後もメンバーと協力しながら、組織の役に立つ企画を考えていくつもりです。
また、より価値のある情報を届けていくために、情報収集の効率化も図っていきたいですね。私は、社内のスキルを体系的にまとめる「QUINTEE標準化委員会」にも属しているので、そうした他の委員会との協力体制の構築も計画しています。
ソフトウェアテストの業務は私の天職だと思うくらい大好きな仕事です。だからこそ、その魅力を多くの方に知ってもらいたいですし、バルテスで働く方々にも委員会活動を通じて、業務に役立つ情報を届け続けたいと思います。
「あっ!やばっ!委員会」は、積極性があり、自ら進んで会社をよくしていきたいと行動する人たちが集まっています。メンバーは随時、募集しているので、興味のある方はいつでも参画してほしいです。
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部署の垣根を超えて社員同士の繋がりを育む「あっ!やばっ!委員会」。活動の背景には「会社をもっとよくしたい」という社員の熱い想いが溢れていました。引き続きメンバーを増やして精力的に活動していくので、今後の活動にもご注目ください。
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(*情報は全て取材当時のもの)